ブッ○オフ衝動買い
1月中にやるとか宣言しておいて結局していなかったホームページいじりにようやく着手。自分で自分に枷をはめるつもりで言ったのにこれだもんなァ。
というわけで『荒野の素浪人』ページを設置。3話ばかり載せただけでまた放置しないように。放置しないように! と、これも自分で自分に言い聞かせておく。
以前は毎日のようにあちこちのブッ○オフを覗いちゃ、目ぼしいものはないかなァ〜等と物色していたものだが、本への執着が薄くなった今、ブッ○オフに寄るのもごくたまにだけである。
それでも先日、大きい店舗に行ったらどかっと買い物をしてしまった。
一体何なんだろう、新しいDVD-BOXなんかがすぐ売りに出されて、どこの店舗を見ても必ずお目にかかったりする現象は。ネットで安く買ってちょちょいとダビングして売り払う輩が多いのか?
そんな中のひとつである原田芳雄・主演『五番目の刑事』傑作選BOXを、迷った末に購入。買って直後に東映チャンネルで全話放送なんてことが起こったりしないかナーというのが心配ではあるが、勝田康三プロデューサーの仕事として興味があったので思い切って買ったワケである。
初回の脚本は池田一朗。初期からずっと組んでたのネ。勝田・池田コンビの骨太作品は異様な男臭さを放って脳髄クラクラするものが多い気がする。若き原田芳雄が意外と甘いハンサムボーイの印象なのはびっくりだったが、それでも相当男臭い。さらに他の四人の刑事は中村竹弥・工藤堅太郎・桑山正一!→殿山泰司に後退!!・常田富士男! おいおい誰が喜ぶんだこんなキャスト。アチシしか喜ばないんじゃねえのってな激シブ陣容である。
傑作選ということで飛び飛び収録なのは気になるが、まあ全話所持していてもどうせ穴開きだらけ視聴になるのでアチシは気にしない。貴重な映像をちょっとでもお目にかかれるのだから御の字と思わなきゃ、ってのが最近のスタンスである。
ああっ、でも『非情のライセンス』とかもしDVD化してくれるんであれば、これはしっかり全話収録してくれなきゃイヤですぜ東映ビデオさん(と暗に要求してみる)。
他に衝動買いは野上照代・躇『もう一度 天気待ち 監督・黒澤明とともに』や笹沢左保・著『北風の伊三郎』、佐藤忠男・著『長谷川伸論 義理人情とはなにか』など。
中でも『長谷川伸論』は非常に面白く、読み返し読み返しで枕頭にキープ中の一冊。ちょうど時代劇専門チャンネルでは1973年のオムニバスドラマ『長谷川伸シリーズ』が放送中で、ぴったりの時期に良い買い物をしてしまったと喜んでいる。