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「チャンバラ狂時代」のブログ。時代劇のこと、その他映画・テレビドラマやら俳優のことなど。
徒然なるままに、時々思いだしたように更新しています。

5月・6月 時専の予定から

 時代劇専門チャンネルの今月、来月予定から目玉をピックアップ……。何も宣伝役を買って出なくてもいいのだが。ゼニ貰える訳でもないのに。ゼニ貰える訳でもないのに!(←ここ過剰に強調しまっせ)
 何年も契約続けていると、延々同じのばっかりリピートしているなァという印象を強く抱いてしまうものだが、ごくわずかに目新しいものが紛れ込んでいるので中々切れないのである。

 

 まずは今月の作品。
 既に放送された名奉行遠山の金さん(3)』#18スペシャル「美女の陰謀! 関八州あばれ旅」は既に鑑賞、データ採取。ホームページにいち早く反映済み。

→名奉行遠山の金さん(3) -チャンバラ狂時代

 テレ朝(元・NET)&東映の金さんシリーズ完全放送という看板に偽りなし、松方金さんのスペシャルも続々とやってくれているので有難い。
 この後のスペシャル版は、本放送時には第4シリーズを挟む格好で単発扱いだった「江戸城転覆! 女忍者の復讐」「江戸城転覆! 覗かれた赤毛の女」の二本。通常の再放送では第4シリーズに入るや何の説明もなくお竜(斉藤慶子)&轟沢庵(石立鉄男)が密偵として幅を効かせていて戸惑うのだが、その登場編となるのが前者なのですナ。後者は来月のお楽しみ。

 

 “没後200年 伊能忠敬”と銘打って単発ドラマと映画作品を特集放映。橋爪功のテレビ『四千万歩の男』は何度もやっているが加藤剛の映画『子午線の夢』はレアである。丹波哲郎ワークスのひとつとしても観ておかねばならない。
 四千万歩に限らず単発モノは、フジの時代劇スペシャルにしてもヘヴィーローテーションが多い時専。そんな中で「これは!」という珍しいラインナップは……

 

 東芝日曜劇場より『惜春』(1966)『みずぐるま』(1967)『男を金にする女』(1990)
 むむ、大原麗子の『男を~』って我がサイトの1990年放送の時代劇でノーマークではないか。
 一時間モノの単発ドラマ、大路恵美・主演『夜鷹百両』(1994)
  げげっ、これも1994年放送の時代劇まとめの際に見落としておる! これは時専ホームページを見ると山本みどりの色っぽい姿が見られそうで垂涎の一品。
 映画のみとり侍公開記念特集の一環では、森繁久彌田沼意次を演じた栄花物語(1983)……キャストを一見してナショ劇系統・逸見稔ファミリーの作品と知れる。
 そしてこれは1991年放送の時代劇ページを作っているときに知った『吉原悲恋 忍びの女』(1991)。こりゃなかなかお目にかかれないマイナーどころが来たもんだ。

 

 なかなかお目にかかれなかった待望の一本が、来月(6月)に放送される松方弘樹『素浪人花山大吉』(1995)! 田原俊彦・主演『必殺始末人』シリーズに絡め、トシちゃんが焼津の半次で出演している『大吉』もおまけで付けてくれたような形だが、どういたしましてこっちのほうがメインディッシュでござんす。
 高橋英樹・主演『金山大爆破』(1992)もやりそうでなかなかやらなかった一本。何故かアチシの中では1983年のフジ時代劇スペシャ西海道談綺』とごっちゃになっているのだが、これでやっと録画保存できるからモヤモヤがすっきりしそうである。

 

 CS局の恩恵で、加入するまでは全然といっていいほど観ることの叶わなかった90年代単発時代劇の数々が、手元にジャンジャン入ってくるようになった。アチシの立場としちゃこれをせっせとデータ採録、ホームページに載せていかにゃーならんのであるが、現状さっぱり出来ておらんのですネこれが。
 先日、ホームページの資料庫にある作品データの数をちょこっと計数してみた。
 5/2段階で317本(現代劇除く)。
 えっ、これだけしかなかったの、と自分でびっくり。
 そげなもん数えてる暇があったら載せるほうに力入れんしゃい。と言ってるもう一人のアチシがいる。
 手元に溜めている筆記データはおそらくその数倍あるのだ。そして採録できていない映像の山は何十倍、いや下手すると百倍以上……。
 生きているうちに目を通しきれないってことは間違いないけれど、やり始めちまったからには本当にチマチマとでしかなくともやり続けていかねば。誰に求められるでもなく進みゆく途方もない道のり。
 でもこんなのって、誰かに求められたらやる気になれないんじゃないか、とも思う。